訪日客数、7月は5.6%増で300万人目前に-韓国が7.6%減
日本政府観光局(JNTO)によると、今年7月の訪日外国人旅行者数(速報値)は前年比5.6%増の299万1000人となり、単月の最高記録を更新した。好調が続く中国は19.5%増の105万500人で、単月では初めて100万人を突破した。
一方、訪日旅行を控える動きが発生している韓国は、7.6%減の56万1700人と低迷。主要4ヶ国・地域では台湾も0.3%減、香港も4.4%減となり、それぞれ減少した。そのほか、タイ・マレーシア・インドネシアの東南アジア3ヶ国がマイナスとなった。
これら以外のシンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペインの13市場は、いずれも7月の記録を更新。今年1月からの累計は4.8%増の1962万4800人となった。