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ウニベルツールが破産開始決定、負債総額は2億円

  • 2019年8月18日

 東京商工リサーチ(TSR)によれば、7月19日をもって廃業したウニベルツールは同31日、東京地方裁判所から破産開始決定を受けた。負債総額は債権者約40名に対して約2億円。なお、同社によれば「ツアー申込者などの一般顧客はすでに同業他社への振り替えを済ませており、被害はない」という。

 同社は1971年に設立。中南米を専門とする老舗の旅行業者として知られ、2015年4月期には売上高約20億円を計上したが、その後は売上高が低迷し、今年6月には制度改正による日本人のビザ取得免除で収入の柱の1つを失っていた(関連記事)