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日本の旅文化を創る会 19年版会員名簿は対面で

 「日本の旅文化を創る会」は7月30日、2019年版会員施設名簿を発行した。

 同会はJTBグループの朝日旅行と送客契約を結ぶ全国約360軒の旅館ホテル、食事処などで構成。秋田県乳頭温泉・鶴の湯の佐藤和志社長が会長を務めている。

 宿の特徴別に、秘湯の宿の集まりである「日本秘湯を守る会」や、登録有形文化財に指定されている宿が中心の「日本文化遺産を守る会」「源泉湯宿の会」「日本の宿を守る会」がある。このうち170以上ある最大勢力の日本秘湯を守る会は、会員宿に10泊した人を1泊無料招待するスタンプ帳制度が人気で、秘湯ブームをけん引してきた。

 「旅人に寄りそう」「旅に情けを」「秘湯は人なり」など、朝日旅行の創設者である故岩木一二三さんが掲げた理念を、大切に継承しているのも特徴で、朝日旅行と協力した独自性の高い宿泊プランの開発のほか、最近ではるるぶトラベルとの連携強化などウェブ販売にも力を入れている。

  19年版会員施設名簿は約20000部を作製。各宿で、対面で宿泊客に配布し、「日本旅文化を創る会」の認知度向上を図る。


情報提供:トラベルニュース社