JNTOとシンガポール航空、訪日観光促進で協力覚書
日本政府観光局(JNTO)とシンガポール航空(SQ)はこのほど、シンガポール、インド、インドネシア、マレーシア、オーストラリアの5市場から日本への観光を促進することを目的とする、協力覚書を締結した。今後は2020年の訪日旅行者数4000万人の目標達成に向けた各種事業を展開する予定で、今年度はマーケティング活動に約5000万円を投じる。
SQとその子会社のシルクエアー(MI)、スクート(TR)は、日本/シンガポール間において合計週117便を運航中。JNTOが航空会社と協力覚書を締結するのは初めてという。
JNTOによれば、シンガポールからの訪日旅行者数は過去5年間で2.3倍に増加し、18年は前年比8.2%増の43万7280人にまで増加している。インドは14.6%増の15万4029人、インドネシアは12.6%増の39万6852人、マレーシアは6.6%増の46万8360人、オーストラリアは11.6%増の55万2440人。