就航以来最高の平均搭乗率を記録 ピーチ19年3月決算
ピーチ・アビエーション(ピーチ=井上慎一CEO)はこのほど2019年3月期決算を発表し、6期連続増収、営業黒字を達成した。18年度の平均搭乗率は、就航以来最高となる87.8%を記録した。
19年3月期決算は、営業収入が前期比110.4%の604億900万円、営業利益は同71.4%の41億3600万円で、最終損益はバニラエアとの統合に係る費用を前倒ししたため1億9300万円の当期純損失(前期は37億2800万円の当期純利益)を計上した。営業利益率は6.8%、平均搭乗率は87.8%(有償ベース)、有償旅客数は約551万人だった。
井上CEOは「6月1日より、バニラエアからの初の移管路線である東京(成田)-沖縄(那覇)線を運航開始するなど、今年度末をめどに完了する統合に向けたプロセスを着実に進めており、バニラエアが培ってきた首都圏を中心とするネットワークを活かし、国内線ならびに国際線ともに、さらに路線を拡大してまいります」とのコメントを発表した。
なお、12年3月1日の就航から国内線国際線累計搭乗者数が6月20日に3千万人を突破。大台の突破を記念し、国内線国際線の全路線が片道1千円から、という売り切れ御免の「3,000万人OOKINIセール」を10月26日まで展開している。
情報提供:トラベルニュース社