JTBGMT、「持続可能な観光」国際認証取得に向け一歩前進

  • 2019年3月11日

「Travelife Parter」の認証マーク  JTBグループで訪日旅行を取り扱うJTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT)はこのほど、グローバル・サステイナブル・ツーリズム協議会の公式認証機関であるオランダのトラベライフ社から、日本では初めて「Parter」の認証を取得した。JTBGMTは現在「サステイナブル・ツーリズム国際認証」の取得をめざしており、必要な3段階のうち2つをクリアしたことになる。

 JTBグループによれば、世界的に「持続可能な観光(サステイナブル・ツーリズム)」の重要性が浸透するなか、訪日旅行を専門とするJTBGMTが今後、サステイナブル・ツーリズム国際認証を取得することは「海外旅行会社と取引をするにあたり、必要不可欠な取り組み」という。

 JTBGMTは昨年の9月に社内に専門チームを設立。第1段階の「Engaged」はすでに取得済みで、第2段階の「Parter」はISO(国際標準化機構)による組織の社会的責任に関する国際規格(ISO26000)と、100項目以上の基準への準拠を認められたことで取得に至った。第3段階の「Certification」は2019年度内の取得をめざすという。