東武トップ、12月は取扱額4.2%減、海外は2割増
東武トップツアーズがこのほど発表した昨年12月の旅行取扱概況によると、総取扱額は前年比4.2%減の113億5334万円となった。海外旅行が約2割増加した一方、主力の国内旅行や訪日旅行は減少した。
海外旅行の取扱額は18.8%増の25億2096万円。このうち団体旅行は23.3%増で、一般団体が34.5%増と前月に続いて大きく増加し、教育旅行団体も16.5%増となった。企画旅行は12.9%増で、自社企画商品は21.8%増、他社企画商品が11.5%増。企画商品以外の個人旅行は12.5%増だった。
ちなみに海外旅行の総取扱人数は5.6%増で、このうち団体は17.8%増。方面別では韓国やグアム・サイパン、北米、欧州・ロシアなどが前年から大きく増加した。企画商品の取扱人員は7.7%増で、中国と韓国が倍増となったほか、欧州・ロシアなどが前年を上回った。
国内旅行の取扱額は7.9%減の80億5032万円。このうち団体旅行は5.7%減で、内訳は一般団体が8.8%減、教育旅行団体が3.3%減だった。企画商品は1.4%増で、その他の個人旅行は19.6%減。
そのほか、訪日旅行は17.8%減の49億5390万円で、海外・国内・訪日旅行のいずれにも該当しない「その他」は25.2%減の2億8666万円だった。