オリ・パラに向け全力 東京都連新年懇親会、小池都知事も参加
東京都ホテル旅館生活衛生同業組合(齊藤源久理事長=四谷・ホテルニューショーへイ)は1月31日、東京・水天宮のロイヤルパークホテルで新年懇親会を開いた。組合員のほか小池百合子東京都知事など来賓を含め200人が参加した。
開会のあいさつで工藤哲夫理事長代行は、会場のロイヤルパークホテルが現在上映中の映画「マスカレード・ホテル」のロケ地であることから「マスカレード・ホテルへようこそ」と、懇親会出席者に呼びかけながら「今年のラグビーワールドカップ開催からオリンピック開催と続くなか、2020年の訪日旅行者数4千万人が視野に入ってきました。これらの機会に東京の魅力をしっかり伝えていきたい」と抱負を述べた。ロイヤルパークホテルは、組合メンバーでもあり、今年創業30周年を迎えている。
続いて、主催者を代表してあいさつした齊藤源久理事長は「前回オリンピックの1964年の訪日客数は35万人で、現在の100分の1でした」と話し、特にこの数年で急速に拡大した訪日旅行者市場を隔世の感を持って振り返った。
同時に「一方で東京では新規ホテルも民泊の部屋数も急速に増えています」と、新たな課題に対応してきたことを報告するなかで「国会議員をはじめとする関係者の努力で、都連として要望していた羽田国際空港の発着枠の拡大が実現します」と訪都インバウンド拡大への追い風にと期待を示した。
また、来賓の小池百合子都知事は「今年はラグビーワールドカップがあり、東京オリンピックまで540日です。なかでも私は何としてもパラリンピックを成功させ、大会開催を東京の高齢化社会に資するものにもしたい。都市のユニバーサルデザイン化を進めるなかで、ホテル旅館についても施設だけでなく多言語化といったソフトのバリアフリー化を東京都としてサポートいたします」など協働を呼びかけた。
情報提供:トラベルニュース社