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関空、18年の国際線旅客は6%増、5年連続で過去最高

  • 2019年1月29日

 関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2018年の輸送実績(速報値)で、国際線の旅客数は前年比6%増の2243万4631人となり、5年連続で過去最高を更新した。旅客数のうち日本人は5%増の696万7646人、外国人は7%増の1528万0463人、通過客は7%減の18万6522人だった。旅客便の発着回数は4%増の12万4715回。外国人旅客数と発着回数はともに7年連続で前年を上回った。

 国内線の旅客数は5%減の650万1419人、旅客便の発着回数は6%減の4万4537回だった。国際線と国内線を合わせた旅客数は前年比3%増の2893万6050人となり4年連続で、旅客便の発着回数は2%増の16万9252回で5年連続で、それぞれ過去最高となった。

 12月単月の国際線旅客数は7%増の200万8554人で、このうち日本人は15%増の63万2290人、外国人は4%増の135万2770人、通過客は16%増の2万3494人だった。国際線旅客数と外国人旅客数は12月として過去最高となった。旅客便の発着回数は10%増の1万1683回で、単月の最高記録を更新した。

 国内線の旅客数は1%増の54万8794人で4月以来8ヶ月ぶりに、旅客便の発着回数は2%増の3949回で3月以来9ヶ月ぶりに、それぞれ前年を上回った。国際線と国内線を合わせた旅客数は6%増の255万7348人で、12月として過去最高を記録。旅客便の発着回数は8%増の1万5632回だった。

18年の旅客数、伊丹は4%増、神戸は2%増

 大阪国際空港(伊丹)の18年の国内線旅客数は4%増の1618万4879人で、7年連続で前年を上回った。なお、国内線旅客数には今年の4月から幼児旅客数を加えており、幼児旅客数を含まない場合の前年比は3%増となる。旅客便の発着回数は前年並みの13万4290回だった。

 12月単月の国内線旅客数は4%増の135万1600人で、幼児旅客数を含まない場合の前年比も4%増だった。旅客便の発着回数は前年並みの1万1590回。

 神戸空港の18年の国内線旅客数は2%増の318万2187人で、最高記録を更新した。旅客便の発着回数は前年並みの2万1384回。12月単月の国内線旅客数は1%増の25万3513人で、12月として過去最高を記録した。旅客便の発着回数は1%減の1803回となり、2ヶ月連続で前年を下回った。