関空、11月の国際線旅客数・旅客便数は同月として過去最高
関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2018年11月の輸送実績(速報値)で、国際線の旅客数は前年比7%増の196万6940人、旅客便発着回数は11%増の1万1056回となり、ともに11月として過去最高を記録した。10月28日からの冬ダイヤでは関空線の新規就航や増便などが相次いでおり、たとえば10月28日にはベトナム航空(VN)がダナン線を1日1便で、29日にはノックスクート(XW)がバンコク(ドンムアン)線を週4便で、11月8日にはベトジェットエア(VJ)がハノイ線を1日1便で開設している。
旅客数のうち日本人は14%増の64万3270人。外国人は5%増の130万9880人で11月の最高記録を更新した。通過客は9%減の1万3790人だった。
国内線の旅客数は1%減の54万8654人、旅客便の発着回数は1%減の3693回。国際線と国内線を合わせた総旅客数は5%増の251万5594人で、過去最高を記録。旅客便の発着回数は8%増の1万4749回だった。
大阪国際空港(伊丹)の11月の国内線旅客数は4%増の143万9378人。なお、国内線旅客数には今年の4月から幼児旅客数を加えており、幼児旅客数を含まない場合の前年比は3%増となる。旅客便の発着回数は前年並みの1万1081回だった。
神戸空港の11月の国内線旅客数は、前年を942人上回る26万7559人と微増し、11月として過去最高を記録した。旅客便の発着回数は1%減の1739回だった。