中部、日帰り旅行強化プロジェクト開始、駐車料金無料キャンペーンも

  • 2019年1月24日

記者会見での記念撮影の様子。左から凛さん、尾頭氏  中部国際空港は2月1日から、航空機を利用した日帰り旅行の促進を目的に「日帰りヒコーキプロジェクト」を開始する。2018年度にスカイマーク(BC)やソラシドエア(6J)、エアアジア・ジャパン(DJ)、ジェットスター・ジャパン(GK)など、中部に機材を夜間駐機する航空会社が増え、「朝出発・夜到着」の便が充実したこと、働き方改革の進展やゴールデンウィークの10連休で旅行に注目が集まっていることを受けたもの。中部地域在住者をターゲットに、日帰り可能な新千歳線や那覇線など国内14路線と、台北線・仁川線を活用した旅行をアピールする。

 キャンペーンでは、航空機を使った日帰り旅行の魅力を特設サイトやソーシャルメディアで発信。加えて、6月28日までの期間限定で、平日の日帰り客を対象に普通車の駐車場料金を無料にするキャンペーンも実施する。大型車については1500円を割り引く。一般駐車場P1とP2の利用者が対象で、帰着時に平日に日帰りでの航空機利用がわかる中部発着便の搭乗券と、駐車券を空港内の案内所に提示する必要がある。

 中部国際空港によれば、キャンペーンに先立ちこのほど空港内でで記者会見を実施。取締役常務執行役員の尾頭嘉明氏が「名古屋/東京への新幹線での日帰り旅行と同程度の交通費と所要時間で、陸上交通では日帰りできない地域に旅行し、非日常を感じてリフレッシュできるのが魅力」とアピールしたほか、「徳川家康と服部半蔵忍者隊」のメンバーである凛さんが登壇し、鹿児島への日帰り旅行体験を説明したという。