民泊仲介の途家が滋賀県大津市と連携、中国ハイエンド層の誘客へ【PR】

(左から)大津市長の越直美氏、途家最高業務責任者の李氏、NECネッツエスアイ執行役員の木崎雅満氏  中国最大級の民泊仲介サイト「途家(トゥージャー)」、滋賀県大津市と情報通信サービスを提供するNECネッツエスアイの3者は12月、観光連携協定を締結した。途家によれば、3者が包括的な連携のもと、途家が強みを持つハイエンドな訪日中国人旅行者の誘客に取り組むことで、地域経済を潤すとともに互いの発展に寄与することを目的としたもの。なお、途家は昨年の10月に新潟県魚沼市と観光連携協定を締結しており、大津市は2都市目となる。

 今後は途家が運営するウェブサイトなどの媒体で、大津市とNECネッツエスアイが関わる宿泊施設や観光情報を中国国内に発信。インフルエンサーを起用した情報発信にも取り組む。

   大津市とNECネッツエスアイは宿泊施設や観光関連サービスの掘り起こしを担当するほか、NECネッツエスアイは着地型観光商品のデータ分析もおこなう。さらに、3社共同で中国のハイエンド層向けの着地型商品を開発。観光関連データを活用したマーケティングも実施する。

 途家によれば、12月14日に大津市役所で開催した締結式で登壇した、最高業務責任者の李珍尼(リー・ジェンニー)氏(※尼は女へんに尼)は、途家が中国で培ってきたデスティネーション開発のノウハウを用い、ビッグデータやソーシャルメディアなどを活用して大津市をプロモーションすることを説明。京都からのアクセスの良さや、琵琶湖や中国ゆかりの寺などの観光素材を大津市の魅力として挙げるとともに、「景観だけでなく、大津の文化や歴史、食文化を紹介して、ハイエンド層だけでなくファミリー層にも来て欲しい」とコメントした。