東京商工リサーチ(TSR)によると、11月に発生した宿泊業の倒産件数は前年比8件増の10件、負債総額は約37倍の158億8200万円となった。理由別では販売不振が7件となったほか、「既往のしわ寄せ」が3件。
負債総額が急増した原因は、東京でサウナ・カプセルホテル「グリーンプラザ新宿」を受託運営するなどしていた東京グリーン開発が128億7200万円の負債を抱えて倒産したことが大きい。
なお、11月までの累計倒産件数は75件となり、前年同期間の73件を上回った。17年の12月までの累計は78件で、仮にこれを上回ると13年以来のこととなる。
TSR資料より転載(クリックで拡大)