12月から供用を開始する高速離脱誘導路(※クリックで拡大)
成田国際空港(NAA)は12月6日から、再整備を発表していた高速離脱誘導路の一部について、先行して供用を開始する。高速離脱誘導路は着陸後の飛行機が駐機場に向かうためのもので、航空機の性能などをふまえて最適な位置・形状に再整備することで、航空機の滑走路占有時間を短くし、1時間あたりの発着回数を増やすことが可能になる。
NAAでは2020年夏ダイヤにおける1時間あたりの発着回数を現在の68回から72回に増やすため、高速離脱誘導路を計7本再整備する計画に取り組んでいるところ。今回はこのうち、A滑走路の4本とB滑走路の1本の供用を開始し、19年度末までに残るA滑走路の2本を再整備する予定。