エアアジアX、福岡/クアラルンプール線開設、2月末から週4便

  • 2018年11月29日

A330型機(提供:エアアジア)  エアアジアX(D7)は2019年2月28日、福岡/クアラルンプール線を週4便で開設する。関係当局の認可が前提で、D7によれば同路線にLCCが就航するのは今回が初めて。11月30日から航空券の販売を開始する。なお、同区間はマレーシア航空(MH)が2006年8月末まで運航していた。

 D7は羽田、関空、新千歳/クアラルンプール線、関空/ホノルル線を運航しており、1月には関空/台北(桃園)線を開設予定。福岡線は6番目の日本路線となる。同社CEOのベンヤミン・イスマイル氏は「我々は日本を最重要市場のひとつと捉えており、2010年の日本への乗り入れ開始以来、600万人以上のお客様にご利用いただいた。福岡線開設により、日本とマレーシア間の関係がさらに深まることを期待している」とコメントを発表した。

 福岡県によれば、2014年11月に策定した「福岡県の空港の将来構想」でマレーシア路線を重要路線と位置づけ、就航実現に向けて取り組んできたところ。同県知事の小川洋氏は「これまでマレーシアを訪問し、福岡県の観光や食についてトップセールスを実施するとともに、今年8月にはマハティール首相に来福いただき、直行便についても話をした」とコメント。「この機会を活かし、福岡とマレーシアはもちろん、アジア各地域とのビジネス、観光など様々な交流がより一層深まることを期待している」とした。

 運航機材は全377席のA330型機。運航スケジュールは以下の通り。

D7、福岡/クアラルンプール線運航スケジュール

便名出発空港出発時間到着空港到着時間運航日
D7 538KUL23時50分FUK07時10分(+1)火・木
D7 539FUK08時25分KUL13時25分水・金
D7 538KUL23時50分FUK07時00分(+1)土・日
D7 539FUK08時00分KUL13時00分月・日