KNT首都圏、4月にKNT神奈川を吸収合併-旧相鉄観光
KNT-CTホールディングスは来年の4月1日に、傘下の近畿日本ツーリスト首都圏(KNT首都圏)と近畿日本ツーリスト神奈川(KNT神奈川)を合併すると発表した。昨年から進めている事業構造改革の一環で、KNT神奈川がKNT首都圏の事業エリア内にあることから、KNT首都圏を存続会社としてKNT神奈川を吸収する。株式の割当や資本金の増減などは実施しない。
KNT神奈川は1967年に相鉄観光として設立し、2004年にはKNT-CT(当時は近畿日本ツーリスト)が資本参加。同社は10年には相鉄観光を100%子会社化するとともに、社名をKNT神奈川に変更している。
今後は両社の店舗網や販売ノウハウなどを共有し、神奈川県内における団体旅行と個人旅行の営業体制を強化する考え。10月31日時点のKNT首都圏の従業員数は1153名で、店舗数は店頭店が52店舗、提携販売店が1店舗、団体店が16店舗。KNT神奈川の従業員数は57名で、店舗数は店頭店が4店舗、団体店が1店舗となっている。