節目の第50回フェア 東京都ホテル旅館組合、旅館ホテル関連商品展開く

 東京都ホテル旅館生活衛生同業組合(798軒、齊藤源久理事長=新宿区四谷・ニューショーヘイ)は11月20、21日の2日間、東京・浅草の東京都産業貿易センター台東館で、「ホテル・旅館生衛業フェア」を開いた。今回で開催50回目の節目を迎えた。

 同組合が主催し、毎年開催しているもので、旅館ホテルの施工・メンテナンスや設備、リネンや消臭、害虫駆除など組合指定商社を中心に32社が出展し、旅館ホテル経営者と商品やサービスについての情報交換や商談を行った。

 展示会には東京都生活衛生指導センターのほか喫茶飲食、氷雪販売、クリーニングの各生活衛生同業組合も出展した。

 開会のあいさつで齊藤理事長は「こうして独自の展示会を継続することで、業界全体の発展につなげたい。各施設の設備や接遇向上の一環として活発な商談をお願いしたい」と話した。

 また、フェアを担当した波木井孝幸副理事長(事業担当)は「今回は8事業者に初めて出展していただくなど、宿泊業界に対する関心の高さを感じています。この機会に顔合わせをしていただき、双方にメリットのある場にしてほしい」と期待を込めた。

 会場では、位置情報を使った多言語による情報提供アプリや、外貨両替機など、インバウンドの拡大に対応するサービスも紹介されていた。


情報提供:トラベルニュース社