日本旅行、9月取扱額は1%減-海外は団体好調で微増

  • 2018年11月26日

 日本旅行はこのほど、2018年9月の旅行取扱概況を発表した。海外旅行の取扱額は0.4%増の103億5987万円、国内旅行は3.4%減の227億1576万円、訪日などの国際旅行は11.2%増の38億3738万円で、総額は1.0%減の369億1671万円。海外旅行は前月のマイナスから再び増加に転じたものの、主力の国内旅行が引き続き前年を下回り、全体では微減となった。

 海外旅行のうち、団体旅行は44.1%増の22億3877万円と好調で、このうち一般団体は57.3%増の17億2339万円と大きく増加。教育旅行団体も12.5%増の5億1539万円となった。企画商品は20.5%減の26億4722万円で、マッハ・ベストツアーは17.2%減の22億8639万円、他社企画は36.6%減の3億6083万円。個人旅行は7.9%増の51億4473万円だった。

 国内旅行のうち団体旅行は1.2%減の59億913万円で、内訳は一般団体が0.7%減の38億6000万円、教育旅行団体が2.1%減の20億4913万円。企画商品は0.5%減の86億4976万円で、赤い風船は2.5%増の83億3459万円、他社企画は44.2%減の3億1517万円。個人旅行などは7.7%減の81億5688万円で、このうちJR券は増減なしの38億4962万円、航空券は11.3%減の25億415万円となった。観光施設入場券などの「観光旅行他」は16.7%減の18億311万円だった。