BA、20年ぶりの関空/ロンドン線に自信、出張需要の取込も
日本人向けサービス強化、来年以降に新しいビジネスクラス
関空/ロンドン線は、ビジネスクラス35席、プレミアムエコノミークラス25席、エコノミークラス154席、計214席のB787-8型機で運航。バージャー氏は、成田線と羽田線も含めて、「日本人旅行者のニーズに応えるため、アメニティー、機内食などをアップグレードしている。また、日本人の客室乗務員を配置するなど、パーソナライズされた対応を心がけている」と話し、サービス面の強化にも自信を示す。
同氏はあわせて、来年から新しいビジネスクラスを搭載した機材を長距離路線に順次投入していくことも紹介。日本路線への投入については、時期の明言は避けたものの、「当然、導入されていくだろう」と明かした。
BAでは、機材のアップグレード、ラウンジの改修、旅客サービスの向上などで、今後5年間で計45億ポンドを投資する予定。これまでも旅客向けのサービス強化に取り組んでおり、17年11月にはロンドン・ヒースロー空港ターミナル5のファーストクラス専用ラウンジ「コンコルドルーム」をリニューアルオープンした。バージャー氏は、「ターミナル5での乗り継ぎもさらに快適になっている」と話し、ヒースロー空港以遠の乗継利便性もアピールした。