中部、18年冬ダイヤの国際線は週339便、LCCは19.2%
中部国際空港によると、2018年冬ダイヤ(10月28日~2019年3月30日)の11月1日時点の国際線旅客便の運航便数は週339便で、17年冬ダイヤのピーク時から12便増、18年夏ダイヤのピーク時から1便減となった。LCCの割合は昨冬ダイヤ比3.2ポイント増の19.2%。乗入航空会社数は昨冬ダイヤ比3社増の28社、就航都市数は1都市増の31都市だった。
方面別では、昨冬ダイヤ比で「東南アジア」が11便増の71便と最も伸長。次いで「韓国」が9便増の58便、「台湾・香港」が3便増の68便と続いた。
「東南アジア」はタイ・エアアジアX(XJ)が10月30日にバンコク(ドンムアン線)をデイリーで開設する。「韓国」は10月28日から、チェジュ航空(7C)が仁川線を2便増の週16便に増便。「台湾・香港」は10月28日から、スターフライヤー(7G)が台北(桃園)線を週7便で開設したほか、タイガーエア台湾(IT)が定期チャーター便として週2便で運航していた高雄線を定期便化した。
前期を下回ったのは「中国」と「ビーチリゾート」で、「中国」は7便減の103便、「ビーチリゾート」は7便減の19便だった。「中国」は全日空(NH)がデイリーで運航していた上海(浦東)線を運休。「ビーチリゾート」はユナイテッド航空(UA)が夏ダイヤから、グアム線を1日1便に減便している。なお、UAは12月から3月まで、週11便に増便する予定。
国内線については、11月1日時点の1日あたりの運航便数は週85便で、17年冬ダイヤのピーク時から2便減、18年夏ダイヤのピーク時から8便減となった。LCCの割合は3.1ポイント増の14.1%。乗入航空会社数は昨冬ダイヤのピーク比と変わらず9社。就航都市数は1都市増の19都市となった。
会社別では、NHが仙台線を1日4便から3便に、福岡線を8便から6便に、熊本線を4便から2便に、鹿児島線を5便から2便にそれぞれ減便。ソラシドエア(6J)は10月28日から鹿児島線を1日2便で運航を開始するほか、那覇線を1日1便から2便に増便した。