エアアジア、「トラベルテクノロジー企業」に、Googleとタッグ
エアアジアグループはこのほど、Google Cloudとの協働を開始すると発表した。事業と企業カルチャーのすべてに人工知能(AI)と機械学習を取り入れて「トラベルテクノロジーカンパニー」をめざすことがねらい。
グループCEOのトニー・フェルナンデス氏によれば、既存のウェブサイトを航空券、宿泊施設、ツアー、交通手段などをワンストップで予約できるものにする。あわせて新たなウェブサイト「BigLife」を構築し、「KAYAK、トリップアドバイザー、グルーポン、eBayを1つにしたようなライフスタイルサイト」をめざすという。
Google Cloudとの協働においては、需要予測やマーケティングの効率化、利用者へのよりパーソナライズされたサービスの提供、乗務員の最適化による運航効率の改善などに取り組むという。エアアジアの技術チームはGoogle Cloudのエンジニア育成プログラムを使用し、グループのAI基盤を強化するとともに、機械学習のノウハウを蓄積する考え。