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エアアジア、「トラベルテクノロジー企業」に、Googleとタッグ

  • 2018年10月14日

「Google Cloud NEXT '18 in London」での記念写真。右から3人目がフェルナンデス氏  エアアジアグループはこのほど、Google Cloudとの協働を開始すると発表した。事業と企業カルチャーのすべてに人工知能(AI)と機械学習を取り入れて「トラベルテクノロジーカンパニー」をめざすことがねらい。

 グループCEOのトニー・フェルナンデス氏によれば、既存のウェブサイトを航空券、宿泊施設、ツアー、交通手段などをワンストップで予約できるものにする。あわせて新たなウェブサイト「BigLife」を構築し、「KAYAK、トリップアドバイザー、グルーポン、eBayを1つにしたようなライフスタイルサイト」をめざすという。

 Google Cloudとの協働においては、需要予測やマーケティングの効率化、利用者へのよりパーソナライズされたサービスの提供、乗務員の最適化による運航効率の改善などに取り組むという。エアアジアの技術チームはGoogle Cloudのエンジニア育成プログラムを使用し、グループのAI基盤を強化するとともに、機械学習のノウハウを蓄積する考え。