日本旅行、7月は海外増も国内低調、総取扱額は1.9%減に

  • 2018年9月18日

 日本旅行の2018年7月の旅行取扱状況で、海外と国内、国際旅行、その他を含めた総取扱額は前年比1.9%減の336億4864万円となった。海外旅行が6.8%増の103億2416万円、国際旅行が13.8%増の31億1373万円と好調であったものの、国内旅行が7.8%減の202億755万円と前年を下回った。

 海外旅行を牽引したのは個人旅行で24.3%増の47億8653万円。また、ビジネス目的の航空券などが分類されるその他も42.4%増の10億4727万円と大きく増加。一方、団体は一般団体が13.5%減の10億7712万円、教育旅行団体が3.9%減の4億7622万円となり、合計も10.8%減の15億5335万円に。また、企画商品も、マッハ・ベストツアーが4.2%減の24億6755万円、他社企画が38.4%減の4億6946万円で合計は12.0%減の29億3701万円となった。

 国内旅行は、団体旅行が6.3%減の46億3814万円、企画商品が11.1%減の80億9673万円、JR券や航空券などの個人旅行関係が4.8%減の74億7269万円といずれも苦戦した。

 国内団体の内訳は一般団体が4.6%減の32億2560万円、教育旅行団体が10.1%減の14億1254万円で合計は6.3%減の46億3814万円。企画商品では、赤い風船が8.0%減の76億3121万円、他社企画商品が42.4%減の4億6552万円であった。また、個人旅行ではJR券が12.1%減の36億156万円、航空券が6.4%増の22億4618万円、観光施設への入場券などを計上する観光旅行ほかが1.0%減の16億2495万円となった。