フィンエアー、次期CEOにマンネル氏、金融界から転身
フィンエアー(AY)は9月6日、来年1月1日付でトピ・マンネル氏が新たなCEOに就任すると発表した。現CEOのペッカ・ヴァウラモ氏は、ヘルシンキに本社を置く産業用機器の製造などを手がけるメッツォグループのCEOに就任する予定。ヴァウラモ氏の退任に伴い、9月4日から12月31日までは最高財務責任者(CFO)のペッカ・ヴァハヒューッパ氏が暫定CEOを務める。
マンネル氏は1974年生まれ。これまで所属していた北欧の金融最大手のノルデアでは、2016年からグループの取締役としてパーソナルバンキング部門の統括責任者を務めていた。
AY取締役会長のヨウコ・カルヴィネン氏はマンネル氏について「官民のさまざまな分野でカスタマービジネスに携わり、銀行のデジタル変革や顧客サービス開発で重要な役割を担ってきた」と紹介している。