KNT-CT、現役プロ棋士と対局できる宿泊プラン、「聖地」舞台に
KNT-CTウエブトラベルはこのほど、愛知県の西浦温泉にある宿泊施設「旬景浪漫 銀波荘」でプロ棋士や女流棋士と1対1の対局を体験できる宿泊プランの販売を開始した。
対局の会場は、将棋のタイトル戦の会場としても使用される銀波荘の壺中庵貴賓室「観月」で、プロ棋士は羽織と袴、女流棋士は着物を着用して迎える。対局後には互いの指し手を顧みる感想戦も実施するほか、サイン、写真撮影も可能とした。
参加予定の棋士は久保利明王将と杉本昌隆七段、鈴木環那女流二段、里見咲紀女流初段の4名で、希望者は対局したい棋士を選んでプランを選択することになる。杉本七段は藤井聡太七段の師匠としても知られる。
なお、壺中庵貴賓室「観月」は大山康晴十五世名人が自ら設計、監修。加藤一二三九段や羽生善治竜王らが熱戦を繰り広げてきた舞台で、また館内には棋士のサインなどのグッズも展示され、将棋ファンにとっては「聖地」の一つであるという。
旅行代金は1名あたり3万4000円から18万3500円。