日本航空、新機内食は2ツ星シェフや「吉野家」も

  • 2018年8月22日

 日本航空(JL)は8月21日、9月以降に国際線で提供する機内食の新メニューを発表した。JLは「空の上のレストラン」をコンセプトに機内食を開発しており、今回は成田発のハワイ線プレミアムエコノミーとエコノミークラスにミシュラン2ツ星を獲得したシェフの監修メニューを導入するほか、「AIRシリーズ」の第29弾として吉野家の牛丼も提供する。

 ハワイ線の新メニュー監修を担当したのは東京の「レフェルヴェソンス」でグランシェフを務める生江史伸氏で、メインディッシュは「3種のきのこのビーフストロガノフ~『インカのめざめ』のマッシュポテト~」。メインディッシュの蓋には生江氏の姿を印刷してアピールする。提供期間は9月1日から19年の8月31日まで。

 また、若手料理人のコンテスト「RED U-35(RYORININ's EMERGING DREAM)」とのコラボレーション企画「JAL KITCHEN GALLERY」では、新たに4名の若手シェフが参画。9月1日から3ヶ月毎にプレミアムエコノミーとエコノミーで監修メニューを提供する。また、9月1日から11月30日までの期間は「AIR吉野家」も搭載する。

 このほか、9月からファーストクラスとビジネスクラスで、「ミシュランガイド熊本・大分2018特別版」に1ツ星として掲載された熊本の「洋食の店 橋本」の監修によるチキンカレー「JAL The Curry」も提供する。期間は未定だ。さらに、9月1日から2月28日まで、ビジネスクラスのセルフサービスコーナーには新しい茶菓子「プレスバターサンド」も用意する。

「JAL KITCHEN GALLERY」対象路線

成田発
シカゴ、 ダラス、 ボストン、 ニューヨーク、 ロサンゼルス、 サンディエゴ、 バンクーバー、 フランクフルト、 ヘルシンキ、 モスクワ、 シドニー、 メルボルン、 シンガポール、 クアラルンプール、 ジャカルタ、 デリー、 マニラ、 ハノイ、 ホーチミンシティ、 バンコク
羽田発
ニューヨーク、 サンフランシスコ、 ロンドン、 パリ、 シンガポール、 バンコク
※シンガポールはJL37便、 バンコクはJL31便のみ対象
中部発
バンコク
関西発
ロサンゼルス

「AIR吉野家」対象路線

成田発
シカゴ、 ダラス、 ボストン、 ニューヨーク、 ロサンゼルス、 サンディエゴ、 バンクーバー、 フランクフルト、 ヘルシンキ、 メルボルン
羽田発
ニューヨーク、 サンフランシスコ、 ロンドン、 パリ *ロンドンはJL43便のみ対象
関西発
ロサンゼルス

「JAL The Curry」提供路線

成田発
シカゴ、 ダラス、 ボストン、 ニューヨーク、 ロサンゼルス、 サンディエゴ、 バンクーバー、 フランクフルト、 ヘルシンキ、 パリ、 シドニー、 メルボルン
羽田発
サンフランシスコ、 ロンドン、 パリ
関西発
ロサンゼルス

「プレスバターサンド」提供路線

成田発
シカゴ、 ダラス、 ボストン、 ニューヨーク、 ロサンゼルス、 サンディエゴ、 バンクーバー、 ホノルル、 コナ、 フランクフルト、 ヘルシンキ、 パリ、 シドニー、 メルボルン
羽田発
サンフランシスコ、 ロンドン、 パリ
中部発
ホノルル
関西発
ロサンゼルス、 ホノルル