阪急交通社グ、5月取扱額は18.2%増、海外は27%増

  • 2018年8月20日

 阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナルの3社の2018年5月における旅行取扱概況で、海外旅行は前年比27.1%増の218億4200万円、国内旅行は6.4%増の134億2635万円、外国人旅行は7.7%増の3億8652万円となった。合計は18.2%増の356億5487万円。

 このうち阪急交通社は海外旅行が32.2%増の185億766万円、国内旅行が6.5%増の132億4996万円、外国人旅行が12.5%増の3億8282万円、合計が20.0%増の321億4044万円。海外旅行は全方面が好調で、特にアジアは中国と韓国を中心に取扱人数が約2倍に。トルコなどの中東方面は約3倍まで伸長した。国内旅行は北陸・甲信越方面で立山黒部アルペンルートが好調だったことなどから前年を大きく上回った。外国人旅行は引き続き欧米豪市場が好調に推移した。

 阪急阪神ビジネストラベルは、海外旅行が3.2%増の34億2246万円、国内旅行が6.6%減の2億9557万円、外国人旅行が80.0%減の370万円、合計が2.0%増の37億2173万円となった。海外旅行はインドが大きく伸長したほか、中国やベトナムが好調に推移。ヨーロッパとアメリカは前年並みだった。国内旅行は出張は前年並みだったが、前年に団体旅行が好調だった反動で減少した。

 阪神トラベル・インターナショナルは海外旅行が0.2%増の3億5万円、国内旅行が13.9%増の755万円、合計が0.5%増の3億761万円だった。なお、外国人旅行は取り扱っていない。