主要50社、4月の国内3%増、訪日は20%増
観光庁が取りまとめた主要旅行会社50社の2018年4月の旅行取扱状況で、国内旅行は前年比2.9%増の2578億9016万円、外国人旅行は19.7%増の276億6469万円となった。
国内旅行の実績を企業別に見ると、最も取扱額が大きかったのはJTB12社の716億4163万円で、楽天の447億7603万円、KNT-CTホールディングス13社の242億2984万円などが続いた。伸び率はWILLERの55.2%増が高かったが、取扱額が100億円を超える企業では楽天の15.3%増が最も伸長した。
一方、外国人旅行も取扱額1位はJTB12社で100億1088万円。2位は日本旅行の57億5962万円、3位はHISの46億160万円となった。伸び率ではタビックスジャパンが1467万円から7507万円へ取り扱いを拡大して411.8%増。取扱額1億円以上の企業ではエボラブルアジア4社が191.1%増、10億円超ではHISが75.9%で1位となっている。
このほか募集型企画旅行の取扱状況については、国内は取扱額が0.2%増の726億6137万円で人数が4.8%減の256万30人、外国人は取扱額が13.1%減の89万3724円、人数が2.9%減の6万2815人となった。
なお、海外旅行取扱額は13.8%増の1499億688万円で、国内・訪日との合計は7.4%増の4354億6173万円となった。
▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
Excelファイル