海外旅行概況、18年2Qは8ポイント増-欧州、北米、韓国が回復傾向
▽3Q予想は4ポイント増
続く7月から9月までの3ヶ月間については、海外旅行全体で4ポイント増のマイナス4ポイントを予想。旅行会社からは「ヨーロッパは引合いが増えてきている」「間際予約の傾向が強く、申し込みの動きが遅くなっているため、回復基調は伺えるものの大幅な改善には至っていない」「南北会談がうまくいっているこもとあり韓国の問合せが増えてきている。台湾は需要が昨年の勢いほどではないように感じる」などの声が挙がった。
業態別では「総合旅行会社」が27ポイント増の23ポイントとプラスに転じるほか、「ネット系旅行会社」は20ポイント増のマイナス20ポイント、取扱額が30億円未満の「リテーラー2」は7ポイント増のマイナス8ポイントまで回復する見通しという。
方面別では「ハワイ」の1ポイント減の1ポイント以外は、プラスに転じる見込み。「オセアニア」は4ポイント増のマイナス29ポイント、「ミクロネシア」は3ポイント増のマイナス43ポイント、「アジア」は3ポイント増の12ポイントとなる見通しだ。
顧客層別では「学生」が15ポイント増のマイナス34ポイントになるほか、「教育旅行」は10ポイント増のマイナス18ポイント、「インセンティブ」は4ポイント減のマイナス24ポイント、「商用・視察」は4ポイント減のマイナス4ポイントと予想する。
また、10月から12月までの3ヶ月間については、1ポイント増のマイナス7ポイントを予想している。