日本旅行の今年4月の旅行取扱実績で、海外、国内、国際旅行などの総取扱額は前年比6.0%増の339億7164万円となった。海外旅行の取扱額は10.1％増の83億1530万円で、企画旅行は5.5％増の19億5165万円、個人旅行は15.2％増の45億749万円とともに増加したが、団体旅行は14.4％減の11億5353万円となった。

　団体旅行のうち、一般団体は15.2％減の8億3192万円。教育旅行団体は12.4％減の3億2160万円。企画旅行は「マッハ・ベストツアー」が14.3％増の15億247万円となった一方、他社企画商品は16.2％減の4億4918万円となった。

　国内旅行の取扱額は前年比4.4％増の198億247万円で、団体旅行は5.6％増の50億5699万円、企画旅行は7.0％増の68億2156万円。JR券や航空券、一般宿泊などからなる個人旅行は1.5％増の79億2392万円だった。

　団体旅行のうち、教育旅行団体は5.8％減の20億6320万円と前年を下回ったが、一般団体は15.2％増の29億9379万円だった。企画商品は「赤い風船」が9.1％増の64億1255万円、他社企画商品が17.5％減の4億901万円だった。

　海外・国内旅行以外では、国際旅行が8.1％増の57億5962万円で、付帯事業を含む総計は6.0％増の339億7164万円となった。