日本最大級のトレイルコース 新潟・群馬・長野に9月誕生
新潟、群馬、長野の3県を結ぶ日本最大級、全長307キロのトレイルコース「スノーカントリートレイル」が9月にオープンする。3県の7市町村で構成する雪国観光圏がルートを開発し、コースの維持管理は各市町村が担当する。
観光圏整備法に基づく広域観光圏でもある雪国観光圏が、将来にわたる持続可能な地域の観光活性化策として、ルート開発に取り組んできた。
エリア内の古道や山岳路、林道などをつないだロングトレイルは半分ほどが未舗装路。コース上には、みなかみ温泉や湯之谷温泉郷、秋山郷や苗場山山頂、谷川岳の眺望スポットなど、温泉や景勝地、史跡などの名所を多く取り込んでいるのが特徴で、雪国文化を代表する豊かな食や地酒をめぐれるのも楽しみ。ただ、世界有数の豪雪地帯でもあり、トレイルは無積雪期の利用を想定している。
スノーカントリートレイルでは、初心者から中級者向けに複数のセクションコースを提案。その1つ「大地の芸術祭の里歩き」は、ほくほく線のまつだい駅から津南町までの全長23キロ。途中、日本三大薬湯の松之山温泉で宿泊し2日間で歩くというもの。
情報提供:トラベルニュース社