JTB、栃木県と包括連携協定、「日本の旬」などで協力
JTBと栃木県はこのほど、包括連携協定を締結した。観光振興や障がい者支援など8項目について協力し、栃木県での観光などによる交流人口の増加、地域産業の活性化、2020年の東京五輪を見据えたスポーツによる地域活性化をめざす。都道府県との包括連携協定は東京都に次ぐ2件目で、期限は定めていない。
8項目は「県ブランドおよび観光の振興」「高齢者および障害者支援」「地域産業の振興・支援」「地域および暮らしの安心・安全の確保」「健康の増進」「子育ての支援および青少年の健全育成」「環境の保全」「地域の活性化および県民サービスの向上」。
このうち「県ブランドおよび観光の振興」では、JTBが国内旅行の活性化に向けて1998年から毎年実施している全社キャンペーン「日本の旬」のうち、今年度下期(10月~19年3月)の「日本の旬 北関東」で栃木県への送客を強化。特別宿泊プランを設定するほか、栃木県が提供する「ホンモノの出会い・栃木パスポート」に協賛し、地域のプロモーションなどで協力する。
同パスポートは栃木県内の1000以上の施設に持参すると、割引などの特典を受けられるもの。各施設でスタンプを集めると、県産品などが当たる懸賞に応募できる。