主要50社の海外旅行、17年度3Q累計は6.8%増-12月は4.4%増

  • 2018年3月1日

▽12月は4.4%増、台湾・シンガポールが好調

 12月単月の海外旅行の取扱額は4.4%増の1568億2317万円。観光庁によると、台湾やシンガポールが好調だったという。募集型企画旅行は取扱額が1.0%増の321億438万円、取扱人数が0.5%減の15万9072人で、単価は1.5%増の20万1823円だった。

 企業別で見ると、取扱額が最も大きかったのはJTB25社で2.0%増の457億8135万円、2位はHIS6社で8.1%増の335億228万円、3位は阪急交通社3社で6.1%増の143億6006万円だった。

 前年からの伸び率では、トラベル日本が145.8%増の3億5183万円と2倍以上の伸びを示し、次いで東日観光が53.7%増の4億1536万円、九州旅客鉄道が48.7%増の1億1334万円と続いた。海外旅行を取り扱う48社中、32社が前年を上回った。

 なお、12月の国内旅行の取扱額は2.3%減の2609億3703万円、外国人旅行は25.3%増の187億1334万円で、総額は1.0%増の4364億7354万円となった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
2017年度第3四半期累計
2017年度第3四半期累計(詳細データ)
12月単月