ANAとJAL、17年の国際線旅客は4.9%増、利用率78.3%
▽12月の国際線旅客は5.8%増、利用率0.2ポイント減
12月単月の2社の国際線旅客数の合計は5.8%増の156万4253人。ASKは5.8%増、RPKは5.5%増で、利用率は0.2ポイント減の76.8%だった。このうちNHの旅客数は7.6%増の84万9513人。ASKは6.5%増、RPKは7.6%増で、利用率は0.7ポイント増の76.8%となった。旅客数はJLの71万4740人を上回り、利用率は同じだった。
NHの方面別の旅客数は「アジア・オセアニア」が最も多く、8.0%増の60万1044人。旅客数の伸び率は「北米・ホノルル」が1位で8.2%増の18万64人だった。利用率とその伸びが最も大きかったのは「アジア・オセアニア」で、4.0ポイント増の80.0%となり、唯一の80%台に。「欧州」は2.3ポイント減の74.2%、「北米・ホノルル」は2.0ポイント減の74.1%と、ともに前年を下回った。
JLの方面別の旅客数は「東南アジア」が最も多く、3.8%増の29万5856人。最も伸長したのは「オセアニア」で49.5%増の1万9119人だった。前年を下回ったのは2方面で「米大陸」が2.9%減の9万2400人、「ハワイ・グアム」が3.5%減の8万242人。
利用率が最も高かったのは「東南アジア」で、0.3ポイント増の84.6%に。利用率の伸び率が最も高かったのは中国で、11.4ポイント増の80.9%となった。このほか、韓国が1.3ポイント増の80.7%となり、前年を上回った。
国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。