航空券予約販売サイト「skyticket」を運営する第1種旅行業のアドベンチャーは1月31日、東京都葛飾区のスポーツウェア製造販売会社であるwundouの発行済株式の7割を取得して子会社化した。国内外の「skyticket」の会員向けにwundouの広告を展開して販売を促進するほか、将来的には旅行用ウェアの共同開発を視野に入れる。あわせて、wundouがこれまで注力していなかった個人向けのインターネット販売にノウハウを提供する。

　wundouは1963年に創業。子供から大人まで幅広い客層を対象にスポーツウェアの企画・製造をおこない、全国のスポーツ用品店などで販売している。資本金は3000万円で、従業員数は30名。2017年8月期の売上高は8億2600万円、経常利益は1億1900万円、当期純利益は7900万円だった。今回の買収を機に、短期的目標としてEBITDA2億円以上をめざすという。