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長野の別所旅館が破産申請、負債4.6億円

  • 2018年1月31日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、長野県上田市の別所旅館はこのほど、長野地方裁判所上田支部へ破産を申請した。負債総額は4億6000万円。

 同社は1929年に設立し、別所温泉内で老舗の温泉旅館「朝日館」を運営。近年の景気低迷により2011年6月期の売上高は約8000万円にまで落ち込んでいたが、その後は営業努力により集客力が回復し、17年6月機にはNHK大河ドラマ「真田丸」の効果もあって売上高は約1億円を計上したという。

 しかし、過去の設備投資による金融債務の負担が重く、財務面は低調で、昨年12月4日には事業を停止。事後処理を弁護士に一任していた。