成田、17年国際線旅客は3.4%増-際内合計で4000万人超え

  • 2018年1月28日

 成田国際空港(NAA)によると、2017年の国際線旅客数(速報値)は前年比3.4%増の3314万6791人となった。このうち日本人旅客数は2.5%増の1363万9039人。外国人旅客数は11.4%増の1551万4180人で、4年連続で最高記録を更新した。通過客は17.3%減の399万3572人だった。

 旅客便の発着回数は2.9%増の17万744回で、4年連続で最高記録を更新。韓国や香港、中国などへの新規就航や増便が続いたこと、日本航空(JL)が9月にメルボルン線やコナ線を就航したことなどにより増加した。

 12月単月の国際線旅客数は4.4%増の276万3201人で、このうち日本人旅客数は0.1%増の106万9833人、外国人旅客数は14.9%増の137万5218人、通過客は16.6%減の31万8150人だった。旅客便の発着回数は3.4%増の1万4521回。外国人旅客数と発着回数は12月の最高記録を記録した。

 なお、17年の国内線旅客数は7.6%増の754万249人、旅客便の発着回数は6.3%増の5万2760回だった。12月単月の国内線旅客数は3.7%増の59万7989人、発着回数は2.5%増の4295回。

 17年の国際線と国内線をあわせた総旅客数は4.2%増の4068万7040人で、4年連続で最高記録を更新するとともに、初めて4000万人を上回った。旅客便の総発着回数は3.7%増の22万3504回となり、6年連続で最高値を更新した。12月の総旅客数は4.3%増の336万1190人、総発着回数は3.2%増の1万8816回で、12月の最高記録を更新した。

 国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。