外務省、ジャマイカのリゾート地に注意喚起、治安悪化で
外務省は1月22日、このほどジャマイカ第2の都市で同国最大のリゾート地であるモンテゴベイを含むセントジェームズ県で、1ヶ月の非常事態宣言が発令されたことを受けて、注意喚起のためのスポット情報を発出した。同県では近年、急激に治安が悪化し、昨年からは国際空港周辺でも銃撃事件が散発的に発生。県内では現在、軍や警察による令状無しでの検問や捜索活動が実施されているほか、商店や飲食店の営業時間も制限されているという。
外務省は、同県を訪れる旅行者に対しては身分証明証を携行すること、当局による検問や捜索活動に抵抗しないこと、夜間の外出を控えること、バスや乗り合いタクシーでの移動を極力控えること、武器と間違われるものを携行しないことなどを要請。そのほか、3ヶ月未満の短期旅行者には「たびレジ」への登録を呼びかけている。