SQとシルクエアー、スクートとコードシェア、新千歳線など
シンガポール航空(SQ)と子会社で短・中距離路線を運航するシルクエアー(MI)は12月7日、SQグループのLCCであるスクート(TR)とコードシェアを実施することを発表した。TRが運航するシンガポールから30都市以上への路線に、SQとMIの便名を付与する。2社が就航していない都市が中心で、日本は新千歳が対象となる。
SQによれば、コードシェアにより、2社の乗客はTRのコードシェア便を利用した際、最終目的地までのスルーチェックインが可能となる。さらに、TRの4時間以上を超える路線では20キログラムの受託手荷物の預け入れ、機内食、飲み物などのサービスを受けることができる、TRの「FlyBagEat」運賃を利用できるという。
コードシェアは、まずはアテネ、クラーク、ゴールドコーストなど8路線から開始。時期は明らかにしていない。SQ日本支社によれば、新千歳線のコードシェアについては、18年以降に関係当局の認可が降り次第開始するという。