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バリ島のデンパサール空港、29日に再開-ロンボクは閉鎖

  • 2017年11月30日

 在デンパサール日本国総領事館によれば、バリ島のアグン山の噴火に伴い、11月27日から閉鎖されていたデンパサールのングラ・ライ国際空港が、29日の14時28分に再開した。ただしアグン山では21日以降、断続的に噴火が発生しており、27日にはインドネシア当局が警戒レベルを3の「警戒」から4の「危険」に引き上げていることなどから、総領事館は空港の閉鎖と再開については「非常に流動的」と説明。空港や航空会社、観光局の公式サイトなどで最新情報の入手に努めるとともに、注意を払うよう呼びかけている。

 ガルーダ・インドネシア航空(GA)は、27日から29日まで成田、関空/デンパサール線を運休し、乗客には航空券の日付や区間の変更、払い戻しなどを無料で実施。一部の利用者はバスなどで大都市のスラバヤなどに移動し、国内線でジャカルタ入りして羽田線や関空線で帰国したという。30日からは成田線、12月1日深夜からは関空線の運航再開を予定する。インドネシア・エアアジアX(XT)は30日の時点で成田/デンパサール線の運航を再開している。

 なお、バリ島の東隣に位置するロンボク島のロンボク空港は、30日の10時37分から深夜0時までの閉鎖を決定している。