下呂温泉の秋恒例「謝肉祭」、地元一体で開催 飛騨牛豪快焼きに長蛇の列/岐阜
岐阜県下呂市の下呂温泉旅館組合(瀧多賀男理事長)は10月15日、幸田河川敷で秋の恒例イベント「下呂温泉謝肉祭2017―飛騨牛豪快焼き&秋の味覚満喫フェア」を開催した。
今年は残念ながら雨に見舞われたが、会場はスタート前から長い行列。炭火で焼いた特産の飛騨牛を目当てに300人を上回る参加者があり、飛騨産コシヒカリのご飯ときのこ汁が付いた豪快焼きを味わった。
メーンステージでは、毎年参加している名古屋のジャズ好きな中高生によるビッグバンド「フリーヒルズ・ジャズオーケストラ」のスペシャルライブが行われ会場を盛り上げた。豪快焼きの手伝いには地元の中学生らが加わり、地域を挙げたイベントとなった。
このあとペア宿泊券や飛騨牛、地元名産品が当たるお楽しみ抽選会も行われた。
関西から車を飛ばして来たという参加者は「雨でも行われることを信じて来ました」と話す同フェアの熱烈なファンでありリピーター。飛騨牛豪快焼きを美味しそうに頬張っていた。
瀧理事長は「今回のように地元の子どもたちがイベントに参加することで地元の良さを知り、地元で働くようになってくれれば」と、このイベントの開催意義の一端を訴えていた。
情報提供:トラベルニュース社