全日空、クアラルンプール線でロングステイ専用運賃
全日空(NH)はこのほど、ロングステイでマレーシアを訪れる旅行者向けに、期間限定で成田、羽田/クアラルンプール線の特別運賃を設定した。同国はロングステイ財団が実施する「ロングステイ希望国・地域ランキング」において11年連続で1位を獲得している人気国で、9日間から6ヶ月までの滞在が条件。運賃はエコノミークラスが4万円、ビジネスクラスが9万円で、燃油サーチャージなどは別途徴収するが、往路と復路で1回ずつ国内線を利用できる。
販売期間は11月17日から12月31日までで、搭乗期間は来年の1月10日から9月30日まで。予約・発券は日本を出発する28日前までに済ませる必要がある。予約の変更や払い戻しの際は手数料として1万円を収受する。
なお、ロングステイ財団によれば、2016年の出国者数1712万人のうち海外で2週間以上滞在した「ロングステイ人口」は推定約158万人。人口は年々拡大にあるという。