阪急交通社グ、9月の国内は1.6%減、7ヶ月ぶりの減少
阪急交通社グループ3社の9月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比1.6%減の129億5204万円となり、2月以来7ヶ月ぶりに前年を下回った。主力の阪急交通社は1.6%減の127億6350万円。同社によれば取扱人数は前年を上回ったが、日帰りバスツアーや現地発着ツアーなどの参加者の増加により、取扱額は前年を下回った。方面別では北海道、東北、北陸、甲信越、東海、近畿方面が好調に推移した。
業務渡航系の2社については、阪急阪神ビジネストラベルは6.7%減の3億1450万円。企業の出張が減少した。阪神トラベル・インターナショナルは12.8%増の1215万円だった。
グループ3社の外国人旅行の取扱額は7.1%増の1億6643万円。阪急交通社はアジアでの取扱高の減少により、6.9%減の1億4161万円となった。阪神ビジネストラベルは658.8%増の2481万円。阪神トラベル・インターナショナルは外国人旅行を取り扱っていない。
なお、3社の海外旅行の取扱額の合計は7.7%増の186億196万円で、総計は3.7%増の317億2042万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。