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ANAHD、シェアエコ活用でガイアックスと提携、ツアー開発など

  • 2017年11月8日

 ANAホールディングスと体験プラン予約サイト「TABICA(たびか)」などを運営するガイアックスは11月8日、業務提携に合意したことを発表した。シェアリングエコノミーの活用による新たな利用者の獲得と、地方への観光客誘致を目的としたもので、ガイアックスは2015年に設立されたシェアリングエコノミー協会の代表企業。ANAHDも同協会に加入している。

 両社は今後、国内旅行の魅力の向上をめざし、航空券や宿泊施設、体験プランをセットにしたパッケージツアーの開発などで協働する。まずは8日から、ANAセールスとTABICAが協力して「島原地酒飲み比べ!ライトアップされた夜の島原城を眺めながら地元民と地酒を楽しもう!」など長崎県に関する4つのパッケージツアーを販売。体験プランのみを予約することも可能という。

 そのほか、地方創生に向けた取り組みとして、ANA総合研究所が支援契約を締結している宮崎県の小林市で、市民向けの「TABICA体験プラン開発ワークショップ」を開催する予定。「小林市民プレゼンツ!ディープな小林市体験」をテーマに体験プランを磨き上げ、今年度中に5件の体験プランをTABICAに掲載することをめざす。