関空、上期の国内線旅客は6.4%増-9月は5.8%増

  • 2017年10月25日

 関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2017年上期(4月~9月)の輸送実績(速報値)で、国内線の旅客数は前年比6.4%増の352万7869人となり、2年ぶりに前年を上回った。3月にバニラエア(JW)が奄美大島線を1日1便で開設したことなどが要因。旅客便の発着回数は4.5%増の2万4233回だった。

 9月単月の旅客数は5.8%増の59万6292人で、9ヶ月連続で前年を上回った。発着回数は3.0%増の3961回だった。

 国際線と国内線をあわせた上期の総旅客数は10.2%増の1411万9213人で、上期として過去最高を記録。発着回数は4.4%増の8万4169回だった。9月単月の総旅客数は13.2%増の232万9660人で、発着回数は4.7%増の1万3864回だった。

▽伊丹の上期旅客は5%増、9月は0.2%減

 大阪国際空港(伊丹)の上期の旅客数は5.0%増の786万9886人で、4年連続で前年を上回った。発着回数は0.1%減の6万7872回。9月単月の旅客数は0.2%減の131万2468人で、16ヶ月ぶりの減少となった。発着回数は1.6%減の1万795回で、3ヶ月連続で減少した。

 関空の国際線の詳細は別途記載(下記関連記事)。