JATA経営フォーラム、テーマは「旅行業の新しいカタチ」
日本旅行業協会(JATA)は来年の2月26日に、六本木アカデミーヒルズで「JATA経営フォーラム2018」を開催する。テーマは「旅行業の『新しいカタチ』の追求!-旅行業の役割とは-」。このほど開催された「ツーリズムEXPOジャパン2017」で、BtoB向けのテーマを「創ろう。ツーリズムの『新しいカタチ』」、BtoC向けは「見つけよう。旅の『新しいカタチ』」としたことを受けたもので、旅行業の「新しいカタチ」や社会的な役割などを議論する。
基調講演では、早稲田大学スポーツ科学学術院教授で日本スポーツツーリズム推進機構会長の原田宗彦氏が「スポーツを通じたビジネスの価値創造:旅行業界のブルーオーシャン戦略」と題した講演をおこなう。4つの分科会では「若者の海外旅行市場、商品開発」「旅行業にとっての人材を考える」「インバウンド事業の収益向上」「経営ガバナンス・リスク関係:情報セキュリティについて」をテーマにパネルディスカッションやセミナーを実施する。
このうち「経営ガバナンス・リスク関係;情報セキュリティについて」はセミナー形式で、JATAによれば策定に向けて検討を進めている「情報セキュリティガイドライン」について「タイミングが合えば紹介する」という。分科会の登壇者などについては後日発表する予定。
このほか、特別講演として、ヤッホーブルーイング代表取締役社長の井出直行氏が登壇。「よなよなエール流熱狂的差別化戦略~8年連続赤字から12年連続増収増益までの軌跡」と題した講演をおこなう。参加の申込方法などについては、11月下旬から12月上旬までに発表する予定。