米国の富裕層向け大手旅行雑誌「Condé Nast Traveler」はこのほど、毎年秋に発表している読者投票企画「Readers' Choice Awards」の「The Best Cities in the World」において、米国を除く世界の各都市のランキングの1位に東京を選出した。昨年2位の京都は3位だった。日本政府観光局（JNTO）は今回の結果について「東京都と京都市による継続したブランディングなどの取り組みに加えて、米国におけるJNTOのビジット・ジャパン事業の積み重ねの成果」との見方を示している。

　訪日米国人旅行者数は今年8月の時点で、41ヶ月連続で各月の過去最高の記録を更新中。1月から8月までの累計は前年比12.3％増の約91万8000人に上っている。「Best Cities in the World」の上位10位は以下の通り。

▽Condé Nast Traveler、「Best Cities in the World」上位10位
（順位　都市名／国名／昨年順位）
1位　東京／日本／1位
2位　ウィーン／オーストリア／10位
3位　京都／日本／２位
4位　バルセロナ／スペイン／9位
5位　パリ／フランス／11位
6位　シドニー／オーストラリア／12位
7位　マドリード／スペイン／27位
8位　バンクーバー／カナダ／6位
9位　ローマ／イタリア／15位
10位　ミュンヘン／ドイツ／38位