メキシコ / プエブラ州で発生した地震の影響について‐続報7
現地時間2017年9月19日(火)の午後、メキシコ中部で発生した大規模な地震に関する続報をお知らせいたします。
カンクン、ロスカボスなどのリゾート地やケレタロ、ユカタン半島などの地方では地震の影響は全く無く、またメキシコシティ経由で乗り継ぎしてのリゾート行きも問題ありません。
また、米国経由でのメキシコのリゾート地や地方へのアクセスも可能です。
メキシコシティでは、引き続き救出活動に全力で取り組んでおりますが、順次再建に向けてがれきの撤去作業など、重機を入れての作業が開始されております。
人口2,300万人の大都会であるメキシコシティですが、地震国なだけに地震当日は全都市での避難訓練日であり、幸いにも対策はされていたとのことです。
何よりも観光資源による経済効果がGDP8.7%を占めるメキシコシとしては、旅行者が来てくれることがもっとも有効な支援となります。メキシコ各地の空港、ホテル、レストランに影響はなく、ガイドも車両も整備できており、観光施設、博物館、遺跡なども通常通り営業しているところがほとんどです。
またメキシコシティでは、電車、バスなどの交通機関はほぼ通常通りに運行しております。
本日より、メキシコシティ市内で地震の被害を受けていない多くの学校で授業が再開されているほか、政府機関や民間企業でも既に営業が再開しております。
国会も再開し、サッカーリーグも再開しております。
一方で、引き続き各地で住宅の被害調査が続けられております。
調査対象18,523軒のうち、10,903軒の調査が終了し、9,095軒の住宅は影響なし、1,308軒は要修復、500軒前後は要改築と発表されております。
なお、日本の救助チーム約70人も現地9月25日に捜索活動を終了し、帰国の途に就きます。
現在、地震の被害のあった地域にご滞在中の方、また近日中にご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
またそれ以外のメキシコの都市は、何ら問題ありませんので、安心してお越しください。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会