日本政府観光局（JNTO）と農林水産省は9月18日、国連総会開催中のニューヨークで、米国の旅行業関係者、食品事業関係者、各国外交団など約200名向けにレセプション「Taste of Japan - Endless Discovery」を開催した。地方と食の魅力をテーマに訪日旅行や日本の食文化をアピールするもので、首相の安倍晋三氏も出席。JNTOによれば、安倍氏は挨拶で「百聞は一見にしかず。日本に来て、地方に埋もれている魅力を体験してほしい」と呼びかけたという。

　レセプションでは、米国人の旅行ジャーナリストが自ら体験した訪日旅行の魅力を紹介。ミシュランの星を獲得した「響屋」の料理長の園力氏などニューヨーク在住の日本人料理人5名は、地方の食材を使用した正統派の日本料理を提供した。そのほか、海外でも活躍するそば職人の小谷修一氏が、和楽器のリズムに乗せて蕎麦打ちを披露した。