エボラブルアジア、バス検索予約サイトの運営開始、事業譲受で
エボラブルアジアは9月1日、夜行・高速バスの検索予約サイト「バスサガス」の運営を開始した。同社によれば、今年の5月にコンテンツマーケティング事業などを展開するウィルゲートからバスサガスの事業を譲受したところ。これまでエボラブルアジアは国内航空券の予約・販売に注力してきたが、1月に東日本旅客鉄道(JR東日本)と契約して新幹線の販売を開始したところで、バスサガスの運営により、航空機、新幹線に続く移動手段としてバスを取り扱い、ユーザーのさらなる利便性の向上をめざすという。
バスサガスは仙台、東京、名古屋、大阪、福岡を中心に、夜行バスや高速バスの検索・予約サービスを提供。4月時点で月間約35万人が利用しており、9月1日時点の掲載社数は79社、便数は8100便。今後はエボラブルアジアが運営するBtoCサイト「AirTrip」にバスサガスを統合するほか、法人向けバス予約サービスの提供も検討する。利用者数などの目標値は非公開。