ゲンティンドリーム、オールインクルーシブ制導入、9月から
ゲンティン香港の子会社であるドリームクルーズは9月1日、客船「ゲンティンドリーム」(総トン数:15万1300トン、乗客定員3352人)で、旅行代金にレストランやバーでのアルコール類を含む飲食や、WiFi使用サービスなどを含むオールインクルーシブ制を初めて導入する。スイートの宿泊者が対象で、11月に就航を予定する姉妹船の「ワールドドリーム」でも導入する予定だ。
全142室のスイートの宿泊者には現在、専用の共用エリア「ドリームパレス」でレストラン、プール、スパ、ジムなどを開放しているところ。オールインクルーシブ制の導入後は、船内のすべてのバーやラウンジでアルコール類を含むドリンクを楽しめる「プレミアムドリンクパッケージ」、WiFiサービスの基本プラン、専用シャトルバスによる寄港地での市内送迎などを提供する。
夕食については、最大5ヶ所の有料レストランから毎晩の夕食を選べるようにする。加えて一部のクルーズについては、最終日に「ドリームパレス」のプールエリアで開催するシーフードバーベキューのディナーにも招待する。